女子は全員に初Vのチャンス!13歳新葉が新時代の扉開く

[ 2014年12月27日 05:30 ]

公式練習で華麗な演技を見せる樋口

フィギュア全日本選手権

 18年平昌(ピョンチャン)五輪の星が初の大舞台に臨む。27日の女子SPに向け、全日本ジュニア女王の樋口新葉(わかば、13=日本橋女学館中2年)らが会場で公式練習を行った。フリー使用曲のガーシュイン「ピアノ協奏曲」を流して滑走し、冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めた。

 国際スケート連盟には公認されないが、全日本ジュニアの合計187.95点は今季の日本女子でトップ。年齢制限で世界選手権(来年3月、上海)代表選考の対象外だが、4年後の五輪を見据える有望株だ。

 21世紀スタート直後の01年1月2日生まれで新葉という名前には「新世紀」という意味が込められている。休養中の浅田真央(24=中京大)が不在で、誰が勝っても初優勝の今大会。13歳がフィギュア新世紀到来を告げる。

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2014年12月27日のニュース