高熱から回復したばかり…町田 表彰台届かずも「悔いはない」

[ 2014年12月27日 23:34 ]

男子フリーの演技を終え、得点が伸びずさえない表情の町田樹

フィギュアスケート全日本選手権第2日 男子フリー

(12月27日 長野市ビッグハット)
 SP2位から初の王座を目指した町田は年末の風物詩、ベートーベンの「交響曲第9番」を演じたが、本来の動きができず、表彰台にすら届かなかった。それでも「失敗はあったが、すべてを込めた。悔いはない」と迷いなく言い切った。

 練習から精彩を欠き、本番でも序盤の連続ジャンプで転倒するなど振るわなかった。本人は「コンディションは良かった」と強がる。しかし、母の弥生さんによると、GPファイナルを終えて帰国後、風邪をひいて高熱も出たという。回復はしても、長丁場のフリーを完璧に演じる力までは取り戻せなかったようだ。

続きを表示

2014年12月27日のニュース