「僕のサーブはまねしないで」錦織が福島の小中学生と交流

[ 2014年11月21日 18:45 ]

”エアケイ” を披露して子供たちを喜ばした錦織圭

 男子テニスの錦織圭選手(24)=日清食品=が21日、東京都内のデパート屋上で行われたイベントで、東日本大震災で被災した福島県相馬市の小中学生と交流し、世界トップレベルの技術を披露した。

 実技を見せながらアドバイスを送り「好きな選手のフォームをまねすることがうまくなる秘訣。でも僕のサーブは下手なのでまねしないで」と、笑いを誘った。

 質問の時間も設けられ「錦織選手にとってテニスとは」という問いかけに「趣味で仕事という思いはない。趣味の延長上で生きられるのは幸せだし、みんなも打ち込めるものを探してほしい」と、メッセージを送った。

 桜丘小6年の門馬悠君は「優しくて格好良かった。錦織選手みたいにきれいなフォームで打てるようになりたい」と、憧れの人と会えた喜びを語った。

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2014年11月21日のニュース