「普通に歩けるようになった」羽生 NHK杯出場は…

[ 2014年11月21日 15:47 ]

9日、車いす姿で帰国し、到着ロビーで集まったファンや報道陣の掛け声に頭を下げる羽生

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリストでGPシリーズ中国杯で頭部、左大腿など5カ所を負傷した羽生結弦(19=ANA)について、日本連盟の小林芳子強化部長は21日、「普通に歩くことができるようになった」と説明した。

 最も重症だったのは左大腿挫傷で9日の帰国時は車イスだったが、今週初めに羽生サイドから連絡があったという。

 ただ、連絡を受けた時点では、まだ患部に痛みは残っているという。負傷5カ所の全治は2~3週間という診断で28日開幕のNHK杯(大阪なみはやドーム)の出場は厳しい状況だが、小林強化部長は「治療に専念している彼(羽生)に質問するのはやめている」と話した。

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2014年11月21日のニュース