五輪金の荒川静香さん 日本スケート連盟副会長に 

[ 2014年10月8日 17:32 ]

 日本スケート連盟は8日、東京都内で理事会を開き、2006年トリノ冬季五輪フィギュア女子の金メダリストで、12年から連盟理事を務めている荒川静香さん(32)を新副会長に選出した。橋本聖子会長(50)の続投も正式に決まった。任期は2年で橋本会長は5期目に入る。

 荒川さんは同日の理事会を欠席したが、橋本会長は「冷静な判断力がある。連盟としても人を育てていかないといけない。あえて肩書を与えた方が今後のスポーツ界のためになる」と抜てきの理由を説明した。

 荒川さんは宮城県出身。1998年長野五輪で初出場し、04年世界選手権で日本人3人目の優勝を果たした。06年に引退後はプロスケーターや解説者としても活躍。昨年12月に結婚し、ことし4月には妊娠を公表した。

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2014年10月8日のニュース