日本女子、ミス響き8位 米国が2連覇 世界体操団体

[ 2014年10月8日 22:25 ]

女子団体総合決勝 寺本明日香の平均台

 体操の世界選手権第6日は8日、中国の南寧で女子団体総合決勝が行われ、予選を6位で通過した日本は前半2種目でのミスが響き、合計165・422点で8位だった。予選1位の米国が179・280点で2連覇した。

 8チームによる決勝は種目ごとに3人が演技し、4種目の合計得点で争われた。日本はチーム最多の3種目に出場したエースの寺本明日香(中京大)が最初の平均台で落下。続く床運動では石倉あづみ(ZEROク)がラインオーバーの減点を受け、流れに乗れなかった。

 ▼寺本明日香の話 私の責任。決勝はミスできないルールで緊張していた。エースとしてやらなければいけなかったので悔しい。

 ▼笹田夏実の話 厳しい試合だった。Eスコア(実施点)は評価されたが、Dスコア(演技価値点)を上げないと上には行けない。

 ▼井上和佳奈の話 ミスなくできて良かった。跳馬はイメージトレーニング通りにできてうれしい。(リオデジャネイロ五輪への道が)少し見えた。

 ▼石倉あづみの話 トップバッターの床運動で、着地のミスが出て悔しい。力が入りすぎた。(初代表で)新たな経験をできたのは収穫。

 ▼美濃部ゆうの話 落ち着いてできた。主将として最後までこなせたと思う。今大会は目標の決勝に出られたことが大きい。

 ▼村上茉愛の話 予選よりもリラックスしてできた。予選で6位になれたのは自信になった。次につながる。(共同)

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