みなみミラクルショットに救われた 3打差2位浮上

[ 2014年9月27日 05:30 ]

アジア大会ゴルフ女子第2ラウンド、1番でティーショットを放つ勝みなみ

アジア大会第2日

(9月26日 韓国・仁川 ドリームパークCC 女子=6500ヤード、男子=7032ヤード、いずれもパー72)
 勝みなみ(16=鹿児島高)が2日連続の69で通算6アンダーに伸ばし、首位のタイ人選手と3打差の2位につけた。松原由美(15=大院大高)は4オーバーの16位、岡山絵里(18=大商大高)は17位。3人中上位2人のスコアで争う団体は、286で首位のタイと15打差の5位となった。男子は小西健太(20=東北福祉大)が69で回り、通算4アンダーで首位と7打差の8位に浮上。4人中上位3人のスコアによる団体は422で首位と14打差の6位。

 仁川の女神が日本のエースに味方した。6番パー4でラフから放った勝の第2打はグリーン手前のバンカー方向へ。ところが、ボールは砂をならすレーキ(トンボ)に直撃してグリーンへ跳ね返り、ピン横1メートルに寄るミラクルショットとなった。このバーディーパットをしっかり決めると「ボギー先行で苦しかっただけにうれしかった」と笑みがこぼれた。

 試合を見ていた日本のチーム関係者も「めったにないショット。“持っている”というか、勝ならではですね」と振り返った。前半は苦しんだパットもラウンド中に修正し、16、17番では連続バーディー。スコアを崩すことも多かったという鬼門の2日目を乗り切り2位に浮上。「優勝も狙えるし、自分のプレーに集中したい」と手応えを口にした。

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2014年9月27日のニュース