平井監督「他の選手もショック受けていた」帰国の水連幹部も謝罪

[ 2014年9月27日 18:51 ]

 韓国の仁川で開かれているアジア大会で競泳日本代表の冨田尚弥選手(25)=チームアリーナ=がカメラを盗んで日本選手団から追放された問題で、27日に競泳チームと帰国した日本水泳連盟の上野広治常務理事は羽田空港で記者会見し「多大なご迷惑をお掛けしたことを深くおわびする。今後二度とこのような不祥事が起きぬよう競技力だけでなく、人間力向上の指導をしっかりしていく」と謝罪した。

 冨田選手は週明けに書類送検される見通しで、それまで選手村で謹慎するという。平井伯昌監督は「他の選手もショックを受けていた。(冨田選手は)昨晩選手村に戻ってきて私も同じ部屋で一晩過ごした。謝罪していたし、とても深く反省していた。魔が差したとしか思えない」と話した。

 仁川の日本選手団は27日、カメラの所有者が韓国の通信社、聯合ニュースのカメラマンであることを確認し、青木剛団長が同社に謝罪した。

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2014年9月27日のニュース