青木団長が謝罪会見 冨田本人は被害者に直接謝罪も…

[ 2014年9月27日 10:28 ]

冨田尚弥選手がカメラを盗んだ疑いで事情聴取され、記者会見で謝罪する仁川アジア大会日本選手団の青木剛団長(左)ら

 仁川アジア大会(韓国)の競泳男子100メートル平泳ぎ4位の冨田尚弥(25=チームアリーナ)が25日に韓国メディアのカメラを盗み、日本選手団から追放されてことを受け、日本選手団の青木剛団長が27日、メーンプレスセンターで会見した。

 青木団長は「被害に遭われた方、OCA(アジア・オリンピック評議会)、大会組織委員会、関係者のみなさまに心からお詫び申し上げたい。大変、申し訳ありませんでした」と謝罪、深々と頭を下げた。

 26日には大会組織委員会から日本選手団に、日本代表選手がカメラを盗んだ疑いがあると連絡が入った。監視カメラを確認すると、冨田の姿が映っていたという。

 競泳チームは同日午後に帰国の途についたが、冨田は選手村での待機を命じられており、チームとは別行動、帰国のメドは立っていない。前夜、現地警察での事情聴取から帰る際には、冨田と被害者が会い、通訳を介して謝罪したという。

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