委員長に鈴木大地氏 アスリート委21人中11人が女性  

[ 2014年9月12日 21:28 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、東京都内で理事会を開き、選手の意見を大会運営に反映させるアスリート委員会の委員21人を決め、委員長に1988年ソウル五輪競泳金メダリストで日本水泳連盟会長の鈴木大地氏(47)を選んだ。

 副委員長は日本パラリンピアンズ協会会長の河合純一氏(39)。マラソンの高橋尚子さん(42)、テニスの杉山愛さん(39)ら委員のうち11人が女性となった。

 大会準備の実務面で事務総長とともに中心的役割を担う副事務総長には、東京都の元副知事で組織委理事の佐藤広氏(63)をあらたに起用し2人に増やした。一般財団法人から税制面で優遇される公益財団法人へ移行するため今月下旬に内閣府へ申請し、年内の認定を目指す方針も了承された。

 森喜朗会長は、来年2月に国際オリンピック委員会(IOC)に提出する大会開催基本計画の大会ビジョンについて「1964年大会から50周年の10月10日に骨子を示す」と明らかにした。

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2014年9月12日のニュース