土性、骨折していた 決勝第1ピリオドで左足痛め涙の銀

[ 2014年9月12日 05:30 ]

女子69キロ級で決勝で敗れた土性は、骨折していた

レスリング世界選手権第3日

(9月10日 ウズベキスタン・タシケント)
 女子69キロ級決勝で敗れた土性(どしょう)沙羅(19=至学館大)について、日本代表に同行するドクターが「左足中足骨の骨折の疑い」と診断したことを11日、日本協会が発表した。

 土性は10日の決勝でアリネ・フォケン(ドイツ)に残り15秒で逆転負け。試合後のインタビューで「第1ピリオドに左足を痛めた」と話しており、歩行困難のため表彰式にも参加できなかった。「世界一の選手に勝っても優勝しないと意味がない」と涙が止まらなかった19歳は帰国後、精密検査を受け、治療に専念する予定。日本女子の栄和人監督は「これを糧にしてほしい」とねぎらった。

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2014年9月12日のニュース