内紛の日本ホッケー協会 新会長に片山さつき氏

[ 2014年7月9日 10:24 ]

 男子日本代表の単独チーム制などをめぐって内紛が起きた日本ホッケー協会の新会長に、参院議員の片山さつき氏(55)が就任する見通しであることが9日、協会関係者の話で分かった。2020年東京五輪に向け、初の女性会長の下で組織強化や財政基盤の確立を目指す。

 既に本人からは内諾を得ている。12日の理事会で推薦案をまとめ、8月の臨時総会で正式に就任を決める。

 日本協会は6月の総会で代表の単独チーム制を主導してきた吉田大士会長ら旧執行部の8人が解任され、反対派の13人が理事に就任した。男子日本リーグは今季、単独チーム制に反対する9チームが脱退して休止に追い込まれていたが、旧執行部の解任を受けて、全12チームによる再開が決まっていた。

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2014年7月9日のニュース