遼“池ポチャ”なんの!4差発進で全英逆転出場視界に

[ 2014年7月4日 05:30 ]

<セガサミーカップゴルフトーナメント初日>9番、ティーショットを曲げた石川遼は第2打となるリカバリーショットを放つ

男子ゴルフツアースポニチ後援長嶋茂雄招待セガサミー・カップ第1日

(7月3日 北海道千歳市 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ=7050ヤード、パー71)
 石川は“池ポチャ”から盛り返して69で12位につけた。出だしの10番で「振り遅れた」と1Wが右の池に入りボギースタート。出ハナをくじかれながらも11番でバーディーを奪い返した。

 17番では117ヤードの2打目を51度のウエッジで2メートル弱につけてバーディー。26日から行っている北海道合宿では練習場で110ヤードと120ヤード地点にカラーコーンを置いて打ち分けるショットを繰り返しており、成果の出た一打に「コーンが見えた」と胸を張った。

 5位だった5月の中日クラウンズ以来となる今季国内3戦目。3試合とも初日を60台で回り好スタートを切っている。ただ、前戦は決勝ラウンドで伸ばせず首位争いから脱落。しかし、今大会では11年2位のほか3位が2回とコースとの相性の良さが自信につながる。

 既に8月7日開幕の全米プロ選手権の出場権を手にしているが、今大会で優勝を飾れば17日から始まる全英オープンへの出場の可能性も広がる。大ギャラリーを引き連れた22歳は「日曜日に優勝争いして大会を盛り上げるのが目標」と週末を見据えた。

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