全日本体操で採点ミスの審判員3人に注意勧告

[ 2014年5月29日 23:12 ]

 日本体操協会は29日の常務理事会で、朝日生命の塚原千恵子女子監督が全日本選手権で採点ミスをした審判員の処分を求めた要望書などを提出したことを受け、得点を修正した審判員3人に注意勧告することを決めた。朝日生命を含む計8件の採点への抗議があり、3件で修正されたという。

 渡辺守成専務理事は「分析の結果、採点に偏りはなく、世界基準から見ても優秀だったが、ミスをゼロにしたい」と話し、世界選手権代表を決めるNHK杯(6月7、8日・国立代々木競技場)に向け、審判員の研修会を行う予定。塚原監督は朝日生命の美濃部ゆうの床運動と平均台の演技で抗議が通るまではDスコア(演技価値点)が計0・600点も低く採点されたことを問題視した。

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2014年5月29日のニュース