高橋大輔　１年間休養へ　進退は「ゆっくり考えたい」

関大での表彰式とトークイベントに出席した（左から）町田樹、織田信成さん、高橋大輔

　男子フィギュアスケートの高橋大輔（２８＝関大大学院）が関大千里山キャンパス（大阪府吹田市）での学長表彰式、トークイベントに町田樹、織田信成さんとともに出席し、終了後に１年間休養することを明らかにした。

　ソチ五輪で６位に終わり、進退が注目されていた１０年バンクーバー五輪の銅メダリストは「来シーズンは試合に出ないと自分の中で決めています」と語った。

　休養は以前から頭の中に「なんとなくあった」という。３月の世界選手権を欠場する要因になった右膝故障の影響もあり、「今、練習を始めたばかり。シーズンに行くにも追いつかない」とも理由を挙げた。ただし、引退については「１年ぐらいかけてゆっくり考えたい」と明言を避け、１８年平昌（ピョンチャン）五輪に含みを持たせた。この１年はアイスショーを中心に活動する。