遼 次につながる69 初日124位から105人抜き18位

[ 2014年4月22日 05:30 ]

10番でティーショットの後、クラブを離す石川

USPGAツアーRBCヘリテージ最終日

(4月20日 米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド ハーバータウン・リンクス=7101ヤード、パー71)
 22位で出た石川遼(22=CASIO)は4バーディー、2ボギーの2アンダー、69で回り通算3アンダーの281で18位だった。64で回ったマット・クーチャー(35=米国)が通算11アンダーで今季初優勝、ツアー通算7勝目を挙げた。石川は22日に一時帰国し24日開幕のつるやオープン(兵庫・山の原GC山の原C)から国内ツアー2試合に出場する。

 3日連続の60台をマークし18位まで順位を上げ続けた石川は「去年の最終日に(80と)スコアを落として悔しい思いをしているので、そこはリベンジできた」と胸を張った。第1打は徹底して低い弾道で飛ばし、風の影響を少なくして攻略。「調子のいいときを100としたら今週は0から50%。それでもそこまで曲がらずコントロールできていた」とスコアをまとめるコツをつかんだ様子だ。初日に124位と出遅れたのが悔やまれるが、それでも3日間で106も順位を上げた。「ここまで上がって来られたのは次につながる」との手応えも残る。勢いをつけた22歳は次は国内ツアーに舞台を移す。

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2014年4月22日のニュース