世界王者・瀬戸大也は2位 左肩に不安…萩野との勝負より順位優先

[ 2014年4月11日 05:30 ]

<日本選手権 男子400メートル個人メドレー決勝>表彰される2位の瀬戸(左)と1位の萩野
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競泳 日本選手権第1日

(4月10日 東京辰巳国際水泳場)
 男子400メートル個人メドレーで昨年の世界選手権王者の瀬戸は、萩野に4秒以上の差をつけられて2位に終わった。

 得意とする最初のバタフライでも萩野に先行できずに徐々に差を広げられた。左肩に不安を抱えており、ひたすら萩野を追うよりも代表権獲得のために順位を優先させた。「いまひとつ泳ぎに切れがない。完敗で悔しいけど、今の状態を考えれば代表に入れてよしとしたい」とさばさばと振り返った。

 ▽競泳代表選考 代表枠は8月下旬にオーストラリアで開催されるパンパシフィック選手権が男女計52人まで、9月中旬開幕の仁川アジア大会は計38人まで。原則として、日本選手権の各種目で日本水連の派遣標準記録を突破し3位以内に入ればパンパシフィック選手権の代表となり、2位以内ならアジア大会代表にも入る。日本選手権で派遣標準記録を切った選手が少ない場合は、6月のジャパン・オープンの結果も加味し代表を追加する。

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2014年4月11日のニュース