“最年少女王ペア”美宇&美誠 ニコニコ凱旋、喜び「2倍」

[ 2014年4月9日 05:30 ]

帰国し、記者の質問に答える伊藤美誠(左)と平野美宇

 卓球の女子ダブルスでワールドツアー史上最年少優勝を果たした13歳ペアの平野美宇(エリートアカデミー)と伊藤美誠(みま、スターツ)が羽田着の航空機で帰国した。

 3月30日のドイツ・オープンで記録を更新し、6日のスペイン・オープンと2週連続Vを達成。平野は「史上最年少はうれしい。美誠ちゃんと獲れたので2倍うれしい」と笑顔を見せた。

 5歳からペアを組む2人だが、2月に全日本選手権を4連覇し、今年1月に引退した藤井寛子さん(31)から試合中のコミュニケーションの少なさを指摘された。「一球一球話すようになった」ことで、ラリーを得意とする平野と、瞬発力とパワーで押す伊藤のコンビがかみ合った。最年少女王ペアは次の目標として「来年の世界選手権(中国・蘇州)に出たい」と語った。

 今後は5月のフィリピン・オープン、オーストラリア・オープン出場を予定している。

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2014年4月9日のニュース