上村愛子さんに特別栄誉賞 長野県 5連続入賞称える

[ 2014年3月28日 11:39 ]

長野県の阿部守一知事(右)から表彰状を受け取る上村愛子さん

 長野県の阿部守一知事は28日、現役最後の試合となった27日の全日本選手権を優勝で飾った、フリースタイルスキー女子モーグルの第一人者上村愛子さん(34)に県のスポーツ特別栄誉賞を授与し、冬季五輪で5大会連続入賞した功績をたたえた。

 表彰式は長野県庁で行われ、阿部知事が表彰状と記念品を渡した。上村さんは「全日本選手権でも気持ちのいい滑りができた。幸せな選手生活だった。長く支えてくれた皆さんに感謝し、これからもスキーを応援していきたい」と、すっきりとした表情で話した。

 同賞は、五輪の連続金メダルなど顕著な成績を残した県関係選手に贈られ、これまでに元スキー選手の荻原健司さんら3人が受賞している。

 表彰式には、ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(25)と、同複合団体で5位入賞した弟の善斗選手(22)も出席し、知事表彰が贈られた。

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