五輪のラグビー7人制 国籍持つ国でのみ出場

[ 2014年3月23日 21:53 ]

 国際ラグビーボード(IRB)で大会運営や競技力向上を担当するマーク・イーガン部門長は23日、2016年リオデジャネイロ五輪で初採用される7人制では、五輪予選を含めて選手は国籍を持つ国からのみ出場できることを明らかにした。IRBの規定では外国籍選手が3年間居住などの条件を満たせば、その国の代表になれるが「五輪種目になるからには五輪憲章に従う」と話した。

 リオ五輪に出場する男女各12チームは開催国ブラジルを除き、14~15年のワールドシリーズ(WS)で4チーム、地域予選で6チーム、世界最終予選で1チームを決める。同部門長は「(五輪の国籍規定は)今秋始まるWSから全ての予選で適用する」と説明した。

 IRBではある国の代表になった選手は別の国の代表になれない規定があるが、五輪出場のための国籍変更は「1度だけ」認めるルールを設けたという。

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2014年3月23日のニュース