ミニスカ森田 強風苦にせず納得のスコア68首位浮上 

[ 2014年3月23日 05:30 ]

9番、グリーンでラインを読む森田

Tポイント・レディース 第2日

(3月22日 佐賀県武雄市 若木ゴルフ倶楽部=6304ヤード、パー72)
 ミニスカ・リカコで今季初Vに王手だ。首位と2打差の4位から出た森田理香子(24=リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算7アンダーで単独首位に浮上。貫禄のプレーと同時に膝上10センチのミニスカートでファンを魅了した賞金女王が、開幕戦に続き首位で最終日を迎える。原江里菜(26=NEC)も68を出し、1打差の2位につけた。

 15番パー4。残り130ヤードの第2打は爪先下がりの嫌なライだったが、森田は表情一つ変えなかった。「ライによっての構え方が昨年に比べてしっかりできているので、どのぐらい曲がるか分かるから問題なく振れる」。9Iでの一打は狙い通りのところに落として1メートルにつけバーディー。18番で3パットのボギーを叩いたが「風もあってグリーンも読みづらい中、60台で回れたのは良かったかな」と納得した。

 魅せたのはゴルフだけではない。「ショットがよく曲がるから(足を広げる可能性もある)スカートは嫌だけど、宣伝しなくちゃいけないから」とこの日は膝上10センチのミニスカートをはいた。契約するウエアブランド「アンパスィ」は「ブラックアンドホワイト」の新レーベルで昨年立ち上がったばかりだが、森田の昨年の活躍で売り上げは当初の倍以上を記録。取扱店舗も30店舗から70店舗以上に増えた。この日は看板娘としての役割も十分に果たした。

 開幕戦に続き首位で迎える最終日。「優勝できなくても命を取られるわけじゃないですから」。昨年終盤の壮絶な女王レースを乗り越えた24歳にプレッシャーはない。

続きを表示

2014年3月23日のニュース