葛西5位、プレブツ3勝目 W杯ジャンプ男子最終戦

[ 2014年3月23日 20:53 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は23日、スロベニアのプラニツァでシーズンを締めくくる個人最終戦(HS139メートル、K点125メートル)が行われ、ソチ冬季五輪ラージヒル銀メダルの葛西紀明(土屋ホーム)が134・5メートル、133メートルの合計267・8点で5位に入った。

 ペテル・プレブツ(スロベニア)が136メートル、142メートルの283・7点で優勝し、今季、通算とも3勝目となった。20歳の清水礼留飛(雪印メグミルク)は129メートル、130メートルで16位だった。

 個人総合はカミル・ストッホ(ポーランド)が初優勝し、日本勢は葛西の5位が最高だった。

 渡瀬雄太、栃本翔平(ともに雪印メグミルク)作山憲斗(北野建設)は予選落ちした。

 ▼葛西紀明の話 後半戦を見ると、僕を含めて5人ぐらいが抜けている感じ。トップレベルで戦えているうれしさがある。五輪のメダルも取れたし、W杯個人総合も1桁順位。大満足のシーズン。

 ▼清水礼留飛の話 1回目は失敗してしまったが、2回目は修正して飛べた。すっきりした終わり方。今季は後半が良かった。来季は開幕からいいジャンプが出せるように夏から準備したい。(共同)

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2014年3月23日のニュース