聖子団長 目標の金5個に届かずもメダル8個に満足感

[ 2014年2月24日 05:30 ]

会見する橋本団長

ソチ五輪

 橋本聖子団長はソチ五輪を振り返って「最高の選手と最高のコーチ、スタッフに恵まれた」と選手団をねぎらった。

 五輪公園内のジャパンハウスで行った総括会見で「目標の金5個には届かなかったが、ひとりひとりが金メダルに向かう中でメダル数を8個に伸ばすことができた」と満足感をにじませた。ただし、自らが会長を務める日本スケート連盟はフィギュア男子の羽生の金メダルのみに終わり「反省している。私自身の責任も感じている」と話した。4年後、8年後に向けては「世界10位以上のメダル数を獲れるチーム」を目標に掲げる。強化策として競技別強化拠点の拡充などを挙げるとともに海外からのコーチ招へい、指導者の環境改善にも言及した。「国の予算をスポーツに向けることの意義を理解してもらうためにスポーツ界がメッセージを発信していきたい」と大会を締めくくった。

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2014年2月24日のニュース