倉本昌弘 PGAの新会長に 辞任後再出馬の森前会長にノー

[ 2014年2月24日 17:18 ]

日本プロゴルフ協会会長に選出され、記者会見をする倉本(左)

 日本プロゴルフ協会(PGA)は24日、総会を開き、代議員の投票で永久シード選手の倉本昌弘(58)を新会長に選出した。

 会長選挙は倉本と森静雄前会長(60)の一騎打ちで、倉本は10日の立候補表明の際、レギュラーツアーからの撤退の覚悟を示していた。森前会長は、PGA元幹部の暴力団幹部との交際問題の責任を取り昨年末に辞任していたが、時を置かないタイミングでの再出馬には関係者から疑問の声も出ていた。

 代議員93人の投票により選出される形式で、うち90人が出席し、有効投票89票のうち、倉本57票、森前会長32票でその後の理事会で倉本を正式に選任した。

 広島県出身の倉本は日大で日本学生選手権を4連覇。アマチュアだった1980年にツアー大会の中四国オープンで勝つなど若いころから注目を浴びた。

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