“主将”葛西 真央&沙羅ねぎらう「魔物が見えた」

[ 2014年2月24日 05:30 ]

ファンや関係者らに手を振って出発口へと向かった葛西

 ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子で個人ラージヒル銀、団体銅を獲得し、日本選手団の主将を務めた葛西紀明(41=土屋ホーム)が24日、W杯に出場するため、欧州に出発する。

 前日に北海道から東京へ移動した葛西は「悔しさ、うれしさ、いろいろあったと思うが、主将として全種目の方々にお疲れさまですと言いたい」と話した。その上で大会前に活躍を期待されたフィギュアスケート女子6位の浅田、ジャンプ女子4位の高梨をねぎらった。「真央ちゃんも沙羅ちゃんもメダルを獲れず、五輪の怖さ、魔物が見えた。五輪でベストパフォーマンスをする難しさを感じた」と、自身の過去7度の冬季五輪挑戦を踏まえ、しみじみと語った。

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