「個人よりうれしい」沙羅、チームワークの勝利強調

[ 2014年1月30日 20:25 ]

女子団体で優勝を決め、抱き合って喜ぶ高梨沙羅(中央)ら

 ノルディックスキーの世界ジュニア選手権、ジャンプ女子団体(HS106メートル、K点95メートル)が30日、イタリア・バルディフィエメで行われ、高梨沙羅(17=クラレ)、伊藤有希(19=土屋ホーム)、山田優梨菜(17=長野・白馬高)、岩佐明香(17=北海道・札幌日大高)で臨んだ日本が、合計919・0点で2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 1回目に104・5メートルを飛んだ高梨は「みんなで勝ち取った金メダルなので個人よりうれしい」とニッコリ。「みんなが、いい方向にどんどんつないでくれたので、安心して自分のジャンプに集中して飛べた」とチームワークの勝利を強調した。

 ▼伊藤有希の話 世界ジュニア最後の試合で、チームのサポートがあって金メダルを取れてうれしい。最初に飛ぶのでチームに勢いをつけられたらと思っていた。

 ▼山田優梨菜の話 足を引っ張らないようにと思っていた。助走で重心が前にいきすぎるのが直ってきた。確率を上げれば五輪には間に合うと思う。

 ▼岩佐明香の話 緊張したけど個人戦や練習以上のジャンプができた。みんなで取れた金メダルはうれしいけど、まだ実感が湧かない。

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