予選敗退覚悟した寺本「集中力が欠けていた」

[ 2013年10月3日 08:48 ]

寺本明日香の床運動
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世界選手権体操第3日

(10月2日 アントワープ)
 寺本は最初の段違い平行棒の離れ技で珍しくバーをつかみ損ね「失敗を最後まで引きずった」と言う。続く平均台でも落下して12点台。最終種目の跳馬を終え「落ちたな」と予選敗退を覚悟したが、ライバルにミスが出たこともあってかろうじて命拾いした。

 外国製の器具へ対応できず「不安要素があって精神面に影響したかな。頭が回転していなかったというか、集中力が欠けていた」と首をかしげた。ロンドン五輪で団体総合8位、個人総合11位の活躍など大舞台に強い印象だったが「みんなが言っているだけ」と弱気だ。決勝では「挽回したい気持ちでいっぱい」と自らを奮い立たせるように話したが、表情が曇りっぱなしだった。(共同)

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