高梨、笑顔の帰国　総合２連覇で「自信ついた」

総合２連覇したジャンプＧＰから帰国した高梨沙羅

　ノルディックスキー、ジャンプのグランプリ（ＧＰ）女子で総合２連覇した１６歳の高梨沙羅（クラレ）が２４日、成田空港に帰国し「あまり考えていなかったが、結果的に２連覇という成績を残せてよかった。自信がついた」と笑顔で話した。

　個人第３戦から４連勝で締めくくった。それでも「（着地で）テレマーク（姿勢）があまり入れられなかった。完璧に入るように対応したい」と反省も忘れなかった。

　来年２月のソチ冬季五輪で金メダルが期待される日本女子のエースは「ソチまでまだまだできることはたくさんある。一歩ずつ前進して、いい状態で行けるように練習したい」と先を見据えた。

　１０月中旬にはソチで開かれる大会に出場を予定しているという。