伊調は勝って反省「まだ攻めが遅い。出来としては半分」

[ 2013年9月20日 09:14 ]

女子63キロ級で優勝し、メダルにキスする伊調馨

レスリング世界選手権第4日

(9月19日 ブダペスト・スポーツアリーナ)
 63キロ級で2年ぶり8度目の優勝を果たした伊調は、喜びよりも反省が先に立った。

 ―4試合すべて快勝。

 「まだ攻めが遅いなと感じるので出来としては半分。得点に関係なく自分のレスリングをすることが目標」

 ―世界一は11度目。

 「自分はそういうところは意識していない。これからもレスリングを追究していけばおのずと結果は付いてくると思う」

 ―準決勝で3点を先制された。

 「まずいとは思った。(相手の体は)感じたことがないバネだった。見たことがない、対戦したことがない選手だとテンションが上がる。得るものが大きく今後につながる」

 ―理想のレスリングは。

 「寝技を多くやりたいし、立ち技のバリエーションも増やしたい。欲を言えばきりがない」(共同)

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2013年9月20日のニュース