Vから一夜「ほっとした」と吉田 伊調は課題修正誓う

[ 2013年9月20日 20:26 ]

レスリング世界選手権優勝から一夜明け、金メダルを手に笑顔の吉田沙保里(右)と伊調馨

 レスリングの世界選手権で金メダルを獲得した女子55キロ級の吉田沙保里と63キロ級の伊調馨(ともにALSOK)が一夜明けた20日、ブダペストの会場で記者会見し、五輪3連覇と合わせて前人未到の14大会連続世界一を成し遂げた吉田は「ほっとしたし、出し切った疲れがある。次も集中して一つ一つの試合を勝っていきたい」と充実した表情を見せた。

 8度目の優勝となった伊調は試合の映像を見て、手や頭の位置が気になったそうで「反省点を練習したい」と早くも課題の修正を誓った。

 国際連盟が導入した攻撃重視の新ルールで行われたが、吉田は「守りに入ると点数を取られる。攻める気持ちにさせてくれる」と言い、伊調は「7点差をつけられると(テクニカルフォールで)終わってしまうリスクはあるけど、日本人に向いていると思う」と好意的だった。2人の次の大会は12月の全日本選手権となる見通し。(共同)

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2013年9月20日のニュース