遼 尻上がり17位浮上、ベスト10入りに望み

[ 2013年9月16日 06:00 ]

ウェブドットコムツアー ネーションワイド小児病院選手権第3日

(9月14日 米オハイオ州コロンバス オハイオ州立大GC=7141ヤード、パー71)
 41位から出た石川遼(21=CASIO)は、5バーディー、3ボギーの69をマーク。通算1アンダーに伸ばし、首位と9打差の17位に順位を上げた。盧承烈(ノ・スンヨル、韓国)が70で回り、通算10アンダーで首位を守った。

 石川が尻上がりに調子を上げてきた。イーブンで折り返し、10、11番で連続ボギーを叩いて後退したが、12番パー5でバーディーを奪うと、13番で連続バーディーを決めた。勢いに乗った終盤は、さらにスコアを2つ伸ばしてホールアウト。41位から17位に順位を上げて、2戦連続ベスト10に望みをつないだ。

 レギュラーシーズンではパットに苦しんだが、今大会3日間の平均パットは1・730で全体の14位をマーク。好調なショットでグリーンを確実に捉え、チャンスでパットを決めて好位置につけている。シリーズ賞金ランクは12位につけ、入れ替え戦の上位25位までが来季のシード権を得る。今大会で上位に食い込みツアーカード獲得を確実にする。

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2013年9月16日のニュース