渡部 泳ぎ方代えて平泳ぎ2冠「ホッとした」

[ 2013年8月21日 06:00 ]

女子100メートル平泳ぎで優勝し、2年連続で200メートルとの2冠を達成した武蔵野・渡部香生子

 全国高校総体(インターハイ)最終日は20日、長崎市民総合プールなどで行われ、競泳女子100メートル平泳ぎは世界選手権代表の2年生、渡部香生子(東京・武蔵野)が1分8秒58で勝ち、2年連続で200メートルとの2冠を達成した。男子100メートル平泳ぎは後藤滉平(福岡・筑陽学園)が1分0秒82で200メートルに続いて優勝。女子100メートルバタフライは細田梨乃(神奈川・湘南工大付)が59秒33で2連覇し、男子100メートルバタフライは安江貴哉(愛知・豊川)が53秒08で制した。学校対抗は男女とも豊川(愛知)が優勝した。

 <競泳女子100メートル平泳ぎ>自己ベストの1分7秒10には届かなかったが、渡部は「ホッとした」と笑顔を見せた。序盤から先行し、後半は「粘りが足りなかった」とやや失速して追い上げられたものの、0秒66差で逃げ切った。4月の日本選手権は今季取り組む200メートル個人メドレーで優勝したが、得意の200メートル平泳ぎで予選落ち。今大会に向けて腕のかきに力を入れた泳ぎに改造。「前向きに捉えたい」と語った。

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2013年8月21日のニュース