全柔連 新執行部専務理事も外部登用へ

[ 2013年8月10日 19:18 ]

 新日鉄住金の宗岡正二会長兼最高経営責任者(67)の会長就任が確実な全日本柔道連盟(全柔連)が、新執行部の専務理事も外部から登用する方向で最終調整に入っていることが10日、全柔連幹部の話で分かった。

 宗岡氏とともに12日の常務理事会で新理事候補として報告され、14日の臨時理事会で21日以降の臨時評議員会への推薦を決める。理事就任が承認されれば、理事による互選で宗岡新会長、専務理事が誕生する。

 山下泰裕理事(56)らから9日に理事推薦などの打診を受けた宗岡氏は、組織改革に意欲を示している。全柔連内部では山下理事の副会長昇格が濃厚となっている。

 全柔連は暴力指導問題や助成金不正受給など不祥事が相次ぎ、内閣府から8月末までに抜本的な組織改革などを求められた。上村春樹会長(62)や副会長、専務理事ら執行部は14日に退陣する。

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2013年8月10日のニュース