IOC会長 失望感も…ドーピング取り締まり効果を強調

[ 2013年7月16日 08:20 ]

 陸上男子短距離のアサファ・パウエル(ジャマイカ)やタイソン・ゲイ(米国)らが相次いでドーピング検査で陽性反応を示したことに対し、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は15日、失望感を表明するとともに取り締まり強化の効果を強調する声明を発表した。

 ロゲ会長は「当然失望しており、ドーピングに対する(いかなる不正も容認しない)ゼロ・トレランスの方針をあらためて表明したい」とした。その上で「これらのケースはIOCとそのパートナーによって遂行されている、強力で最新の継続的な反ドーピングの戦いがいかに効果的であるかを示している」と肯定的に捉えた。(共同)

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2013年7月16日のニュース