自己ベストほど遠く…悔しいディーン「舞台に立っているだけ」

男子やり投げ決勝で、５位に終わったディーン元気

ユニバーシアード夏季大会第５日

（7月10日 ロシア・カザニ）
　陸上男子やり投げのディーンは２投目の７８メートル２１がこの日の最高記録となり５位。「悔しい思いしかない。ただ舞台に立っているだけの感じだった」とうつむいた。

　８４メートル２８の自己記録を持つが、今季のベストは４月に出した８０メートル１５。夏場にピークを合わせる予定が狂い「体力づくりをしてきたのに、それが技術に結び付いていない」と分析した。投げ方が悪く、昨夏に痛めた右脇腹が再び痛んだという。「これをバネにしたい」と言葉を絞り出した。（共同）