20年五輪招致でロゲ会長「接戦で最終プレゼンが重要」

[ 2013年7月11日 00:14 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は10日、東京とイスタンブール、マドリードが争い終盤を迎えた2020年夏季五輪招致について「非常に接戦で3都市の差はわずかだ。最後の数週間、最後のプレゼンテーションが重要になる」と語り、開催都市を決める9月7日のIOC総会(ブエノスアイレス)まで競り合いが続くとの見通しを示した。

 ロゲ会長は「開催理念が勝敗を分ける」と指摘し、マドリードは3大会連続の挑戦で開催準備ができており、イスタンブールは欧州とアジアの懸け橋になるとそれぞれの強みを挙げた。東京については「安全で財政面も保証された五輪となり、東日本大震災からの復興に寄与する」との見方を示した。(共同)

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2013年7月11日のニュース