川内 母校で世界陸上壮行会「目標6位以内」

[ 2013年7月11日 06:00 ]

母校で開かれた壮行会に出席した、世界選手権男子マラソン代表の川内優輝

 モスクワで8月に開催される陸上の世界選手権男子マラソン代表、川内優輝(26)の壮行会が10日、母校の埼玉県立春日部東高校で開かれた。

 体育館には全校生徒約1000人が集まる中、川内は「6位入賞を目指して頑張るので応援お願いします」と決意を表明。生徒から花束を受け取ると笑顔を見せ、大きな拍手に包まれた。

 壮行会後には「諦めず最後まで走り抜いて一つでも順位を伸ばしたい。活躍を後輩たちに見せたい」と力強く語った。壮行会のお礼に「現状打破」と書いた色紙を贈呈したという。川内は同校陸上部で活躍し、05年に卒業。現在は県職員として、同校近くの県立春日部高校定時制の事務職を務めている。

 7日に開かれたオーストラリアのゴールドコースト・マラソンでは大会タイ記録で優勝し、フルマラソンで通算10勝目を挙げた。世界選手権は2大会連続、2回目の出場となる。

続きを表示

2013年7月11日のニュース