沙羅、最終戦は2位…バッケンレコードの大飛躍も飛型点及ばず

[ 2013年3月18日 06:00 ]

W杯ジャンプ女子最終戦で2位に終わった高梨沙羅の飛躍

 ノルディックスキーのジャンプ女子W杯は17日、オスロで最終戦を行い、高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)は2位に終わった。

 女子W杯では初のラージヒル、しかもノルディックの聖地ホルメンコーレンでの開催。高梨は「歴史的なジャンプ台で女子のW杯が開かれるのは幸せ」とシーズン当初から待ち望んでいた大会だった。

 1本目は女子バッケンレコードとなる134メートル、2本目も133・5メートルを飛んだものの、サラ・ヘンドリクソン(18=米国)に飛型点の差で敗れた。昨年4月に左膝を手術したヘンドリクソンは終盤戦に復調。世界選手権を含めて、高梨はライバルに3連敗でシーズンを終えることになった。

 「時間の流れるのが凄く早いシーズンだった」。今季総合女王をステップに、来年のソチ五輪までさらなる成長を誓った。

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