男子は上村大が総合首位 「最後も勝って終わりたい」

[ 2013年3月17日 06:00 ]

スピードスケート・ショートトラック全日本選抜第1日

(3月16日 大阪・なみはやドーム)
 男女2種目が行われ、男子の上村大輔(26=大阪経済大氷友会)が1500メートル5位、500メートル1位で総合首位に立った。女子は吉田麻里絵(21=慶大)が首位。

 3年前に総合優勝した上村大が世界選手権代表メンバー不在の大会で意地を見せた。得意の1500メートルで5位に敗れ、必勝を誓った500メートル決勝。有利な1コース発進で逃げ切り態勢をつくり、最終バックでインから抜かれそうになったが体をぎりぎりまで内に傾けて伸び返した。「世界選手権に行けなかった悔しさを引きずり、1500メートルが情けない結果に。負けたくなかった。最後も勝って終わりたい」。17日の1000メートルが今季最後の試合。有終の美を飾り、来年のソチ五輪につなげる。

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2013年3月17日のニュース