相撲協会、観客開拓狙う 新宿駅前で初場所PR 

[ 2013年1月11日 17:50 ]

 大相撲初場所(両国国技館)の初日を2日後に控えた11日、日本相撲協会が東京・JR新宿駅前で初場所をPRするイベントを開催し、九重事業部長(元横綱千代の富士)や関脇豪栄道らによるトークショーで盛り上げ、見物客にちゃんこを無料で振る舞った。

 相撲協会によると、本場所告知の催しを協会単位で行うのは初めて。若者も多い地域で、観客の開拓につなげる狙いがある。

 約15分間のトークショーに足を止めて見入る若者の姿もあった。東京開催場所の責任者の九重事業部長は「これまで(大相撲が)身近でなかった方々に、多少はPRできたのかな。今度は渋谷でやりたい」と意欲的だった。

 大きな声援を浴びた豪栄道は「ありがたかった。場所に足を運んでいただければと思う」と期待し、35歳の雅山は「自分は引退と背中合わせなので、早めに見に来ていただきたい」と冗談交じりに来場を呼び掛けた。

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2013年1月11日のニュース