白鵬は豪栄道圧倒「慌てず、焦らずという感じ」

[ 2012年11月21日 06:00 ]

大相撲九州場所10日目

(11月20日 福岡国際センター)
 白鵬は豪栄道を圧倒して全勝を守った。立ち合いは右で張って右差し、相手に体を離されかけると右おっつけ、はたき込みと流れるような攻めで「慌てず、焦らずという感じ。(最後にはたくまで)残ったところを思えば(豪栄道は)調子がいいんじゃないか」と余裕の表情だ。

 2桁勝利は07年初場所から35場所連続となり、1位の北の湖(37場所)にあと2場所と迫った。常に“横綱の勝ち越しは10勝”と公言しており「毎場所の目標を達成して、あとは思い切り相撲を取るだけ」と4場所ぶりの賜杯奪回へ気合を入れ直した。

続きを表示

2012年11月21日のニュース