さくら 最終戦で狙う今季初V、地の利生かせるか

[ 2012年11月21日 18:19 ]

 女子ゴルフの国内四大大会、LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ開幕を翌日に控えた21日、会場の宮崎CC(6467ヤード、パー72)で、ここまで苦しいシーズンを送る横峯さくらが、ツアー最終戦での今季初勝利を目指し、最終調整を行った。

 プロ転向の2004年を除き、毎年最低1勝を挙げてきた。今季は2位が3度とあと一歩が届かない。だが、この大会は06年、賞金女王に輝いた09年と2度の優勝を誇り、相性もいい。「(勝ちたい)気持ちは変わらずにある」と力を込める。

 感触はよさそう。10番からのハーフを回り「(自分の)仕上がりとしてはいい。コースは風が無くても難しい。我慢勝負」と話す。攻略の鍵はパットか。グリーンは芝目がきつく、方向によって速さなどが大きく異なるという。「(パー)セーブして、チャンスが来たら狙っていきたい」と、堅実に攻めるつもりだ。

 宮崎での開催で地の利もある。「落ち着く。家から通えるのはすごく大きい」とリラックスした表情を見せる。過去7年トップ4以内に食い込んでいる賞金ランキングでは、現在約6255万円の11位。優勝賞金2500万円を手にして、少しでも順位を上げたいところだ。「一日一日、一打一打、頑張っていきたい」と意気込んだ。

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2012年11月21日のニュース