横綱の「統率力」協会幹部評価も「横綱2人以外は最悪」

[ 2012年10月29日 06:00 ]

 大相撲の秋巡業最終日が28日、山口県宇部市の俵田翁記念体育館で行われ、協会幹部が両横綱の「統率力」を評価した。日馬富士、白鵬ともに稽古で若手を指名する場面が目立ち、鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)が「2人で引っ張ってくれた」と振り返れば、大山巡業部副部長(元幕内・大飛)も「横綱が役目を果たした」と褒め称えた。

 この日も幕内・栃煌山らに12戦全勝と力を見せつけた白鵬は「もう1人の横綱と引っ張るというものはあった」と振り返り、日馬富士は「忘れられない巡業になった」と感無量の表情。その一方で、ケガで土俵に上がらない大関陣や若手が続出したことについて、鏡山審判部長は「横綱2人以外は最悪や…」と嘆いていた。

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2012年10月29日のニュース