小塚2季ぶりGP制覇も「まだまだ改善の余地ある」

[ 2012年10月24日 06:00 ]

成田空港に帰国し、花束を手にするフィギュアスケートの小塚崇彦

 フィギュアスケートのGPシリーズ・スケートアメリカで優勝した小塚崇彦(23=トヨタ自動車)が23日、成田空港着の航空機で帰国。

 昨季は世界選手権11位に終わるなど不振だった23歳にとって2季ぶりのGP制覇だったが、「フリーでは結構ミスがあったし、まだまだ改善の余地がある」と満足感はない。今季は競技に集中するものの、中京大大学院は休学しない意向。「スケートをやりきった上で時間があれば、大学にも顔を出したい」と説明した。

 次戦は11月9日開幕のロシア杯(モスクワ)。優勝すれば14年五輪開催地のソチで行われるGPファイナル(12月)への進出が決まる。「五輪に向けてソチの舞台で滑るのはとても大切なこと。ロシア杯でいい演技ができるように頑張りたい」と気合を入れていた。

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2012年10月24日のニュース