史上最長タイ!A・マリー 目を潤ませ「厳しい戦い よく勝てたなと」

[ 2012年9月11日 11:21 ]

全米オープン男子シングルス決勝、喜びのポーズをする際、目を潤ませるA・マリー

全米オープンテニス最終日 A・マリー3―2N・ジョコビッチ

(9月10日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 初優勝への道は、やさしいものではなかった。「厳しい戦いだった。よく勝てたなと思う」と振り返るように、2セットを連取し、A・マリーがそのまま優勝を決めるかと思われたが、四大大会通算5勝を挙げているジョコビッチは、粘りのプレーを見せた。

 「ジョコビッチは本当に強いし、どんな試合も最後まであきらめない」と大熱戦を繰り広げた相手を称えた。

 初優勝をつかむまで、全米の決勝で史上最長記録に並ぶ4時間54分の長時間の道のり。心身ともにタフな男もちょっぴり目を潤ませ「こんな長時間の試合を経験したことはない」と、疲れの中にも充実した表情を見せていた。

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