愛ちゃん「約束通り」被災地にメダル報告

[ 2012年9月11日 06:00 ]

ロンドン五輪卓球銀メダル獲得の報告で訪れた東六郷小で、卓球を教える福原

 ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルに輝いた福原愛(23=ANA)が10日、東日本大震災で被災した出身地の仙台市を訪れ、昨年から交流が続く東六郷小と荒浜小の児童にメダル獲得の報告を行った。

 東六郷小の児童には右肘手術後の包帯姿で卓球も教え「約束通りにメダルを持ち帰ることができ、たくさんの笑顔が見られて良かった。肘を治し、またみんなが笑顔になるように頑張りたい」と話した。

 荒浜小の児童がスクールバスで通う東宮城野小には保護者らを含む約200人が集まり、福原は握手や記念撮影に応じ「昨年は世界選手権のメダルを持ってきたけど、五輪のメダルは重いのでみんなの反応も違った」と笑顔だった。同選手は昨年5月に東六郷小と荒浜小を慰問し、五輪に東六郷小の児童が作製した横断幕や応援歌を収めたDVDを持参した。

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2012年9月11日のニュース