高校相撲部で傷害容疑 後輩を投げ飛ばしケガ

[ 2012年7月30日 21:45 ]

 兵庫県警洲本署は30日、相撲部の後輩(16)を投げ飛ばし、けがを負わせたとして、傷害の疑いで同県洲本市の私立柳学園高校3年の男子生徒(17)を逮捕した。

 柳学園によると、男子生徒は相撲部主将で、熱した鍋を後輩の右脇に押し付け、やけどを負わせたこともあり、洲本署はいじめがなかったかどうか調べている。後輩は「普段から暴行を受けていた」と話している。

 逮捕容疑は11日午後0時50分ごろ、校内で部活の練習前に後輩を投げ飛ばし、頭部を踏み付けるなどし、頭部や顔面に3週間の打撲を負わせた疑い。

 柳学園によると、後輩が19日に母親と洲本署に相談。2人は寮で生活していた。学園は「二度と起きないようにしたい」とコメントしている。

 柳学園相撲部はインターハイ出場経験もあり、発覚後、現在は活動を停止している。

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2012年7月30日のニュース