冷静さ取り戻した石川佳純「苦しい試合だったけど幸せだなって」

[ 2012年7月30日 08:41 ]

女子シングルス3回戦 サーブする石川佳純

ロンドン五輪卓球

 初戦となった女子シングルス3回戦で、第4シードの石川佳純(全農)は4―2でリ(オーストリア)に逆転勝ち。「力が入ってしまった。卓球を始めてから一番緊張した」と苦しい戦いを振り返った。

 バックハンドのミスが続き、強打が空回りして第1、2セットを落とした。石川が落ち着きを取り戻したのは、第3ゲームが始まる前の村上監督の言葉。「相手が奪った得点はゼロ。全部、自分のミスショットだよ」と伝えると、石川は第3ゲームからは攻め急がず、相手のミスを誘って4ゲーム連取の逆転勝ち。「苦しい試合だったけど幸せだなって思った」と夢舞台で挙げた初勝利の喜びをかみしめた。

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2012年7月30日のニュース