桃子手応え69マーク 日本勢最高の12位

[ 2012年7月30日 06:00 ]

最終ラウンド、1番でティーショットを放つ上田桃子

USLPGAツアー エビアン・マスターズ最終日

(7月29日 フランス・エビアン エビアン・マスターズGC=6457ヤード、パー72)
 19位から上位を狙った上田桃子(26=フリー)は4バーディー、1ボギーの69をマークし、日本勢最高の通算9アンダー、279で12位だった。15位から出た宮里美香(22=NTTぷらら)は2バーディー、1ボギーの71で通算8アンダー、16位。29位から出た宮里藍(27=サントリー)は70で回り通算7アンダー、21位だった。66を出した朴仁妃(24=韓国)が通算17アンダーで優勝した。

 上田が後半戦への手応えをつかんだ。最終日は5番で15メートルの長いバーディーパットを沈めると、続く6番ではグリーン左奥から6メートルの距離をチップインバーディー。最終18番パー5は「キャディーさんに狙わせてと言った。すっきりした」と池越えの2オンに成功してバーディーで締めくくった。通算9アンダーは日本人最高スコア。「パットもショットも良くなった。最後にカチッと合うよう調子を上げていけた」とにっこり笑った。

 今季ここまでは優勝争いとは無縁の戦いが続いた。今週は宮里が師事するニールソン氏の助言を受ける機会があり「気持ちがクリアになった」と心の整理がついた。「4日間、自分のゴルフができた。このままメンタルトレーニングも続けたい。後半戦はぜひ勝ちたい」と強気の言葉で締めくくった。 

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2012年7月30日のニュース