日本男子88年ぶり!錦織 歴史的白星にびっくり「今知った」

[ 2012年7月30日 08:34 ]

男子シングルス1回戦 オーストラリア選手と対戦し、ボレーを決める錦織圭

ロンドン五輪テニス

 ロンドン五輪テニスの男子シングルス1回戦、第15シードの錦織圭(日清食品)がトミック(オーストラリア)に7―6、7―6で勝ち、2回戦に駒を進めた。

 赤いシャツと白いパンツの日の丸カラーで出陣した錦織。接戦を制して初戦敗退した北京五輪の雪辱を果たし「日本を意識して戦い、いつもより誇りを持ってプレーできた」と喜んだ。

 原田武一が8強入りした1924年パリ五輪を最後に実施競技から外れ、88年ソウル五輪で正式に復帰してから、日本勢は五輪の男子シングルスで1勝もできずにいた。88年ぶりの歴史的な白星を挙げた錦織は、「今知った」と驚きながらも「自分が先頭を切って勝てたのは本当にうれしい」と話した。

 添田豪(空旅ドットコム)とバグダティス(キプロス)の対戦は第2セット途中で日没サスペンデッドとなった。中断までのスコアは7―6、2―3。伊藤竜馬(北日本物産)の試合も雨の影響で順延された。

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